行田店のブログ
2019.09.01
2019全日本学生ドリフト王座決定戦 予選編
行ってまいりました毎年恒例、雑誌ドリフト天国主催・全日本学生ドリフト王座決定戦
参加資格は文部科学省認定の学校に所属する学生であること。年齢24歳以下であること。
沼尻は当然社会人なので出られません
弟の潤が今年で学生生活が最後。つまり最後の学ドリであります
兄貴から始まり弟で終わる。
成るか全国制覇
全国から日光サーキットに集まった猛者たちは総勢117名。
2daysで行われ1日目に予選。ここで40名に絞られる。
2日目から1回戦から決勝トーナメントまでを行う。1年に一度の戦いが始まるであります。
今回で4度目の挑戦となる潤&MR2でありますが初日の予選でコケる可能性もゼロじゃない。
ホームストレート上で行われる学ドリ特有の予選方式「パイロン卍」と呼ばれるタイムではなくドリフトのフルブレーキからの空転維持・低速の車速維持・荷重移動などを審査されるパイロン4本のジムカーナ的審査。
実はこれが非常に難しく3速に入るくらいのスピードからパイロンにアプローチしなければならずリアを滑りやすくセットすれば・・・スピンに陥る。
かといってリアをグリップする方向にセットすれば車1台ちょっとの幅で設置してあるパイロンをドリフトでスラロームするのが難しくなってくる。
さらに今年は1コーナー側からストレートのど真ん中縦に並んでいる4本のパイロンをスラロームしろ。との事。
練習なしの1発本番のため、横に向けるタイミングとブレーキングポイントが全ての勝負を分けるであります。
学ドリ的な要素としてはホームストレートの壁にどれだけバンパーを近づけられるかが加点ポイントとなる。例年4、5台はそのまま壁に激突(笑)
「ミスしなければ勝てるレベル」まで徹底的にドライバーも車も仕上げて挑む最後の学ドリ。
いざ予選開始。
潤の場合、空転維持とパイロンに対する振りっ返しは正直学ドリの中ではトップレベルなので3速からの振り出しとブレーキングが成功と失敗の分かれ道。
ゼッケン17番なので1クラス目のスタート。
スタートラインはちょうど1コーナーと2コーナーの間。
他のマシンが1コーナー立ち上がってから一度まっすぐに車を戻しサイドブレーキ進入で行く中なんと潤は1コーナー立ち上がってから8000回転ブン回し振りっかえして繋げてしまった。
しかもスピンギリギリのケツ進入。(笑)
親父と兄貴の血の気が引いたのは言うまでもない。
2人が見ていた位置だと壁まっしぐらだったため車が無事に出てきた時は「やってやったぜ」といった心境。
そのあともミスなくパイロンを通過し完璧にこなして見せたであります
結果発表。100点満点中・・・・・110点(笑)
なんと2位で予選通過1位は118点。8点差はバンパーを壁に擦ったミラクルかそうでないかぐらいの差かな?(笑)
予定どうりの通過となりました。
本番は二日目。
いよいよコース審査が始まるのでミラクルを起こし続けないと上には残れない・・・。
準備はできてる。
速くお家に帰って速く寝よう
次回、決勝編に続く。