行田店のブログ
2023.11.30
2023 AE86 N1レース 最終戦 予選編
AE86 N1レース 最終戦 筑波のご報告であります
我らがエース笠原のシリーズチャンピオンがかかった最終戦であります。
現在シリーズポイントは
エース笠原 4ポイント
レジェンド荒木 2ポイント
レジェンド荒木が逆転シリーズチャンピオンを獲得するには
「ポールトゥウィン」しかないという状況。
もちろんエース笠原がリタイアになってしまえばレジェンド荒木がシリーズチャンピオンであります。
エントリーは
エース笠原
レジェンド荒木
リミックス佐藤選手(現在も足の骨折治療中)
リミックス澤田選手(AE86に乗るのは15年ぶり)
の合計4台であります
タイヤはリミックス澤田選手が中古のA050Mコン、他はA050GS新品になります。
当日の筑波は外気温7℃、路面温度も7℃。
寒いのは予報どうりでありますが予想外は・・・小雨。
そうですいわゆるハーフウェット誰でもレースしたくない路面の完成であります
雨が降り始める前のカテゴリーではコースレコードが更新されるほどの環境でありました。(スーパーセブンが59秒だそうな)
小雨のせいで大惨事。慣れてるはずのレーシングドライバーでもスピンからのコースオフが目立つほど。
なぜかエース笠原は小雨率が高い(笑)
これは現地で出来る車両のセッティング(タイヤエア・ダンパー減衰力・スタビライザー)の差で大きくタイム差が出てしまうであります。
ここのセットを当てないとエース笠原のシリーズチャンピオンは絶望的。
過去の経験とデータで似た環境が2回あったのでそのデータを信じる事にしました。
そんなわけで運命の予選がスタート
15分の予選の中でエース笠原は徐々に暖気を意識したアタック(成長した)で10分経過後にポールポジション獲得
2番手はリミックス佐藤選手0.2秒差でエース笠原の後ろに付く。
原因不明だがレジェンド荒木はタイムが伸びず3番手に付く。
15年ぶりのリミックス澤田選手は中古MコンパウンドのA050の暖気に苦戦。終始ドリフト状態。(笑)しかたがない。
リミックス佐藤選手とエース笠原がピットに帰還。
リミックス佐藤選手は即座にエア調整して再度コースイン。
沼「0.2秒差でポールです。エアは思ったより0.2上がってるけどどうします?」
エース「0.2秒差だと怖いからエア抜いてもう一回アタックするぅ」
案外落ち着いてる様子。
沼尻もポールはもらったと確信していた・・・・エースを送り出して残り時間3分。
ここで予想外の事態が発生
先にコースインしたリミックス佐藤選手が最後のアタックでエース笠原のタイムを0.5秒も上回り1′08″975でポールへ浮上
エース笠原のはすでにアタックを開始しているが時間的に最後のアタック。チェッカーフラッグと同時にアタックが終了する計算。
この1周で0.6秒縮めなければポールはとれない。
エース笠原が無事にフィニッシュ・・・・・残念タイムは伸びず1′09″429で2番手になりました。
続いてレジェンド荒木が1′10″530で三番手。
終始タイヤに苦戦したリミックス澤田選手は1′11″223で4番手となりました。
改めて予選の難しさを痛感いたしました。
リミックス佐藤選手が狙ってやったか偶然かは分かりませんが脱帽であります。
これでレジェンド荒木が逆転シリーズチャンピオンを獲得するには「レジェンド荒木が優勝のエース笠原が4位以下」
となりました。
レジェンド荒木は決勝で急に速くなることもしばしば。(理解不能)
天候も不安定なので決勝もどうなるか分からない。「賭け」に出ましょう。
次回、運命の決勝編であります