のだっちの部屋

スカイライン

2024.06.10

R31スカイライン タコメーター プルアップ抵抗

 こんにちは。のだっちです。

6月に入り梅雨の時期になりましたが、今年は、関東の梅雨入りはかなり遅くなりそう!?と気象予報が出ておりました。このまま梅雨時期が遅くなり、暑い夏が短ければいいのだが・・・電気料金も上がるので、なるべくエアコンを入れない気温が望ましいのだが、、、

それでは、本日のブログの紹介です。
R31スカイラインにLINK G4X Plug-in装着車両ですが、エンジンは始動し追加メーターのCANモニターも連動させる所まで終わっておりましたが、、、「純正のタコメーターが動かない!!」でハマっておりました(汗)
元々、社外ECUのアペックス製パワーFCで制御されており、パワーFC制御の時にはタコメーターも動いていたので、LINK制御でも問題なく動く!?と思っていました。しかも、、、パワーFC装着は他社で行っていたのですが、その際「タコメーターを動かすのに時間がかかっていました!」とオーナー様からも言われていたので、何か加工して動いているのであろう???、、、と安易な考え、、、
実際、タコメーター配線を確認してみると、、、???特に加工された形跡がなく、意味は判らないですが、タコメーターアース線が分岐されていてアースを落とす箇所が増やされていただけでした。とりあえず、他社の作業でしたので何か意味があるのだろう?と思ったので、この分岐されたアースはそのまま残し、タコメーターを動かす為いろいろ調べてみました。
まず、配線が間違っていないのか!?や、配線が断線していないのか!?など調べたが、パワーFCに戻すとタコメーターが動くので、配線トラブルはありません。次に調べたのは、タコメーター信号線の抵抗値・電圧などテスターで調べてみると、、、パワーFC装着時は、信号線に微弱な電気が流れていて、LINKを装着すると全く電気が流れない!!っと言う事が判った。
ここで、ネットサーフィン開始!!
もっと早く調べていれば良かったなぁ~・・・と後悔。スカイラインで言うとR31の年代とR32の年代でタコメーターの作動方法が変わっているようです。(正確には判りませんが)昔!?の車両に現代!?のECUを使用すると、タコメーターが動かなくなる事は多く、これを対策するのは「プルアップ抵抗」を使用して対応する・・・と言う記事を見たので実際に試してみました。
プルアップ抵抗とは、、、詳しく説明できないのでネット検索してみて下さい。簡単に言うと、、、「信号の電圧を安定させる為」だそうです。
プルアップに必要な抵抗値は何Ω??なのかも調べてみると、「1.2KΩを使用した」や「1KΩを使用した」などの記事を拝見し、判らなかったので1.2KΩ・1KΩどちらも取り寄せして確認する事にしました。
抵抗が入荷し実際にプルアップ抵抗装着!ちなみに、プルアップ抵抗装着は片方は信号線、もう片方は12V電源です。今回メーター裏のタコメーターカプラーの所に信号線・12V電源・アースの3極カプラーが来ていたので、その部分で抵抗装着!!無事、悩んでいた問題解決しタコメーターが動きました。それでは、1.2KΩと1KΩの装着の違いも確認してみると、今回の事例では1.2KΩ装着の方がCANモニターで表示する回転数に近かったので1.2KΩにてプルアップ抵抗!!(1KΩの方は、若干遅れ気味・・・よく比べると判るぐらいの誤差ですが)
最後は、配線・抵抗の絶縁処理を行いメーター戻して終了です。

2024.05.26

R31スカイライン LINK G4X Plug-in + CAN gauge

こんにちは。のだっちです。

来週6/1(土)・6/2(日)はYMS幸手上高野店にて「YMSサロン!」を開催します。多くのメーカー様がデモカーやデモ機の展示をおこない、この2日間だけの大商談会!!を予定しております。マフラー・足回り・シート・タイヤ・ホイール・パワーアップ部品・・・などなど、普段なかなか高額で購入を悩むような商品をお求め予定されている方は、是非!!この機会を逃さないように!!

それでは、本日のブログの紹介です。
R31スカイラインに「LINK G4X Plug-in」と「LINK CAN Gauge」の取付けです。このR31スカイラインは、もともとRB25DETスワップ車両で、R33タイプM用のアペックス パワーFCで制御されておりました。
まず、純正ECUカプラー配列を調べ、次にLINK G4X Plug-inの配列に当て込みます。今回、社外部品の電動ファンコントローラーを外して、LINKで電動ファンを制御してほしい・・・と依頼がありましたので、空きスロットルを利用して「水温90℃・エアコンON」で作動するように設定しました。取付けしている最中、お客様が様子見!?で再来店、そこで追加で油温と油圧の依頼を受け拡張ハーネス、油温センサー・油圧センサーを追加注文。こちらは在庫で持っていなかった為、メーカーに注文し入荷後取付け予定となります。
続いて、、、今まで使用していたトラスト製油温計を取り外し、LINK CAN Gaugeに変更依頼もされていましたので取付けしていきます。
CAN Gauge本体は、専用の配線を使用すれば、イルミネーション電源だけ配線接続し、後はLINKのCANポートにカプラーオン!!LINK G4X Plug-in側のCAN設定をすればメーターに表示します。今回はCAN1にはラムダを使用しているので、CAN2に接続・設定となります。CAN設定はモデル:ユーザー定義/ビットレート:1Mbit/s/チャンネル:Transmit Generic Dash’(汎用チャンネル)/トランスミットレート:20Hz/CAN ID:56/フォーマット:標準、、、となります。一つでも間違えると通信しないので要注意!!全て入力すると、CAN Gauge作動します。
ここからが、、、少しハマりました(汗)
CAN Gaugeの表示設定方法は、なんと!携帯電話のアプリを使用してメーターの設定を変更していきます。相変わらず、、、説明書が全て英語なので理解するまで時間がかかってしまった。。。(もっと英語勉強しておけば良かったと後悔)まず、携帯電話側のアプリを取得(今回iPhoneにて設定)APPストアにて「CAN Gauge」と検索すると「Gauge ART CAN Gauge Programmer」と言うアプリがあるので、それをダウンロードする。次に、車両に取付けしたCAN Gaugeを作動させる為、車両イグニッションON。そうすると、、、携帯電話側のWi-Fiを開いてみるとGauge ARTと言う欄が出てくるので、それを接続する。パスワードは「12345678」の八桁入力し接続。その後アプリを開いてみると、、、メーター設定画面が表示されますので、デモ画面の最初にLINKを選び次に進むとLINKからCAN送信されているデーターが選べます。一度にモニター表示できるのは、1・2・4項目となります。今回試しに「空燃比・エンジン回転数・水温・インマニ圧」の表示をさせてみました。(画像参照)設定でワーニング設定する事も可能なので、こちらも試しに「回転数を2500rpm」でワーニング設定してみると、、、赤いランプ点灯と共にリミット!も文字表示されます。ページを何ページか作って、いろいろ設定しておけば、一つのメーターで十分になりそうです。一つだけ・・・わがまま言うなら、52φメーターじゃなくて60φメーターだともっと見やすい!?のだが、、、

2024.03.08

R31改 LINKプラグイン

 こんにちは。のだっちです。

3月なのに火曜日・木曜日と雪が降った。もう桜の開花はいつ!?って言う話題が出ているのに。どうせ降るなら12月に降ってもらえると車業界は潤う!?んですがねぇ~(スタッドレスタイヤが売れるので)YMS店舗からしてみれば、雪降っちゃうとスポーツカー乗りのお客さんは来店しなくなるので困っちゃいますが、、、気温の変化が激しいので、皆さん体調には気をつけましょう。

それでは、本日のブログの紹介です。
ここ最近このブログでも頻繁に紹介しております「LINK ECU」。今度は、R31スカイラインのお客さんよりLINK制御に変更して欲しいと依頼がありました。今回はLINK G4Xプラグインのご注文。R31スカイラインにプラグイン???って方もいるかもしれませんが、ご注文頂いた車両はRB25DETスワップ車両で、現在R33タイプM用のパワーFCで制御されています。っと言う事で、カプラーオンが可能で、念の為パワーFCに戻せる状態のプラグインを選択しました。
このLINK G4Xプラグインは純正のECUの中身だけ交換するのですが、先ほども伝えたように現在パワーFC装着車なので、当社で廃棄する予定だった純正ECUを綺麗に洗浄・塗装して即装着可能な状態にしました。
折角なので、社外ECUっぽく蓋はブラックに塗装、回りはシルバーに塗装して、ECU内部に接続するUSBケーブルと圧力センサー用の配管をECU回りを塗装する前に穴あけ加工して装着しました。後はお客さんと日程調整してセッティングとなります。

2023.10.05

ER34エンジン

 こんにちは。のだっちです。

ここ数日、かなり冷え込んできましたが、今年の連日の猛暑で各地の「紅葉」が遅れているそうです。紅葉を見にバイクツーリングの時期になりましたが、関東圏内だと11月近くになるらしいです。。。11月のバイクは寒そうですが・・・朝晩の気温の変化が激しいので、皆さん体調には気を付けましょう。

それでは、本日のブログの紹介です。かなり長い事、作業がストップしていました「ER34 NEO6エンジンオーバーホール」長期欠品していました部品が、やっと入荷する予定となりましたので、引き続き作業を進めていきたいと思います。(入荷予定・・・当初の予定から半年遅れ(汗))

今回、ヘッドカバーをRB26用を流用して欲しい・・・と依頼がありましたので、加工・塗装して取付けとなります。RB25NEO6ですとNVCSが装着されていますので、そのNVCSスプロケの飛び出す部分をカバー側に逃げ加工を施します。さらにお客様の依頼で、市販されている「蓋?(NVSC突起部分のカバー)」ではなく、一からパイプをカットして、位置合わせをして、溶接で固定して、パテで修正をかけ、塗装しております。結果・・・一点もののカバーの出来上がり!!

部品が欠品して納期がかかってしまっていた分、こんな加工をしておりました。因みに、、、位置合わせなど必要な作業なので、カバーだけでは作れませんので「同じようにやって欲しい・・・」と言われても作れないです。。。カバーの「RB26」、エンジン内部が2.6L化されているので本物!?です。