のだっちの部屋
2025.01.26
SR20エンジン カムキャップボルト
こんにちは。のだっちです。
今日は天気はイイですが風が強く寒い一日でした。寒い、、、と言っても、今シーズンは関東平野地には積雪は無いのかな?車業界は、多少でも雪が降ってくれると売上につながるので、交通網がパニックにならない程度にうっすら雪が積もるくらい降ってくれるのが良いのですが・・・何年前の2月末に大雪は困ってしまいますが。
それでは本日のブログの紹介です。
現在180SXのエンジンオーバーホールを行っておりますが、本日はSR20エンジンのプチ情報を紹介します。あまり役に立たない!?と思いますが・・・
過去にも何度かSR20エンジンの違いを紹介しましたが、再度紹介したいと思います。
S13中期・S13後期・S14前期・S14後期・S15と全てSR20エンジン搭載されている車両ですが、SR20でも年式によって細かく内部・外部の部品が違っております。(耐久性・強度・パワーなどは変わらないと思いますが、、、)
エンジンの見た目ですぐ判別が出来る事は、S13系とS14・15の違い。これはSR20エンジン搭載車両に乗られている方ならすぐ判る違いで「NVCS有か無か」でヘッドが見た目で違います。
そして、、、細かい部品の違いでは、①S13系とS14前期まで、タペットカバーを固定している物がナットを使用。S14後期からS15はボルトで固定されています。②S13系とS14前期まで、ラッシュアジャスターの穴の大きさが少し大きく、S14後期以降は少し小さくなっております。その他に多々違う部品はありますが、本日はさらに細かい違いを紹介。
S13系からS14前期までのカムキャップボルトはワッシャーが別になっており、S14後期以降からボルトが皿形状に変更されております。締め付けトルクなどは変わってないので、多分・・・コスト削減での変更だと思います。
このように、細かい部品の違いが判ると、バラバラになっているエンジンでも、ある程度グレード・年式が判ってきます。
↓左がS13・S14前期 / 右がS14後期・S15のカムキャップボルト