行田店のブログ
2021.07.25
ZN6 エンジン交換③
最近、あまりにも暑いので住んでるアパートにエアコンを増設
スーパー快適でありますがハムスターの為にエアコンかけっぱなしで更に追加となれば電気代が心配であります
そんなわけで本日のダマスカスな作業のご紹介は
補器類全て移植してようやく完成したエンジンであります。
こんな感じで耐熱処理も最大限行いました。
エンジン乗ってると大変な作業も降りてる時なら丁寧にできるであります
ちなみに配線まで洗浄してるであります
最近、駐車場でフォークリフトが楽なのに気が付きました。(笑)
ちなみに86はボンネット外さなくてもほぼ垂直にボンネットが立つので便利であります。意外とボンネットの脱着は気を遣うし重労働であります
無事にエンジン搭載して始動しました。
毎回思いますがFA20は新品エンジンでもエンジンのメカニカルノイズ(カチャカチャ音)が大きい。
〇田先生のSRエンジンはほぼメカニカルノイズが出ないのでこれに慣れてしまうと音=不安であります
これからながーい慣らし運転であります
楽しいようで過酷な我慢大会開始であります
以上、サンバイザー沼尻でした
2021.07.05
ZN6 エンジン交換②
先日、いつもお世話になっているレースの師匠M氏から誕生日プレゼントで電動歯ブラシをもらったであります
高周波?歯ブラシと言ったほうが正確なのかブランド物をいただいたであります
早速充電して使ってみたものの、慣れないので口がしびれるであります(笑)
2、3日で慣れましたが洗浄力は凄まじいであります。今は何もかもデジタルな時代ありがとうございました
そんなわけで本日のベンジャミンな作業のご紹介は
引き続きZN6エンジン交換であります。
今回は補器類移植編であります
水平対向なので補器類がほとんどエンジンの上に乗っかっている状態。
インマニを外すとこんな感じ
初めてバラすとセンサー類の多さと配線のごちゃごちゃ感に圧倒されるであります
配線外すとこんな感じ。非常にすっきり見えるであります
これが噂の高圧インジェクター。
??????
一本黒くない?
正常状態。
異常状態。
先端のシールが居なくなってるでありますこれがネットでよく見る直噴インジェクターのシール抜けであります。
こうなると「アフターファイアするようになった」、「パワー感がない」といった症状がでてきます。
使えるかどうか不安だったので野〇先生にインジェクター洗浄と噴射確認をお願いしたら
〇田先生「高圧過ぎて確認できないよー(笑)」だそうなので4本新品にて交換しました。
前エンジンに付いていた社外バッフルプレートも移植。安心パーツの一つであります。
ちなみにこのブローの仕方だと抜いたエンジンオイルからは「金属粉」は全く出てきませんでした。
レーシングカー53号車は金属粉だらけでオイルクーラーの清掃に苦労したであります
取り外しが必要な部分のOリング・パッキン類は交換。
エンジン単体であれば楽な作業も車載状態だと難しい作業になるので出来る時にお金をかけてでも新調する事をおススメするであります。
特にこの車両は富士・もてぎ・日光など高速サーキットからミニサーキット、街乗りまで全てこなします。
「配線一本の処理のミスでレースは負けます。」
「タイム」という結果を頑張って追い求めてる方なので抜かりなく作業させて頂きました。
次回は・・・・・載せます
以上、アトランティック沼尻でした
2021.06.27
ZN6 エンジン交換①
今月の土曜日・日曜日はほとんどYMS幸手店に応援に行っておりました
久しぶりに行田店から離れましたが新鮮な気分でありました。
でも応援に行くからには重作業の嵐(笑)なかなかハードな日々でありました
そんなわけで本日のジャーマニーな作業のご紹介は
行田店では初めてのZN6エンジン交換であります
過去にレーシングカー53号車のエンジン交換はしたでありますがお客様のは初めて。エンジンブローしてしまったとの事で交換であります。
載せ降ろしはそんなに難しいことはないので降りてる所からスタートであります。
ノーマルNAエンジンでコンピューターのみ書き換えのこの車両ですがかなりハードにサーキットを走っているであります。タイムを聞く限りきちんと車の性能を引き出しているのがうかがえます。
「左バンクからオイル出てますー」
との事で確認すると・・・・穴空いてる
タペットカバーを開けて見ると・・・・?
ロッカーアームが1か所いなくてバルブスプリングがフリーになってる
これが良く聞く「ロッカーアーム飛び」であります。
バルブも折れていてピストンと激突している模様。
この状況から予測するにロッカーアーム飛び→バルブがピストンと激突→ピストン破損→腰下再起不能が最悪のパターンなのでエンジン丸ごと交換となったであります。
構造上、避けられないものなのか対策がとれるのかは検証が必要であります。
バルブスプリングを変えるにもZN6はエンジン降ろさないと始まらないのでこの部分はデメリットであります。
次回は補器類移植編意外とごちゃごちゃ乗っかってるであります
以上、サンクトペテルブルク沼尻でした